鹿児島県に属する奄美群島には、奄美大島、喜界島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8つの有人島があります。鹿児島と沖縄の間に位置し、鹿児島市から奄美大島までは約370km、北東端(奄美大島)から南西端(与論島)までは約200km、与論島から那覇市までは約120kmとなります。奄美群島には1市9町2村(奄美市・大島郡大和村・宇検村・瀬戸内町・龍郷町・喜界町・徳之島町・天城町・伊仙町・和泊町・知名町・与論町)の合計12市町村があり、約10万人の人が暮らしています。各島の基本情報を、以下よりご確認いただけます。奄美大島・加計呂麻島・請島・与路島奄美大島は奄美群島中で最大の島で、「大島」とも呼ばれます。南部に加計呂麻(かけろま)島、請(うけ)島、与路(よろ)島という有人島、その他4つの小さな無人島が点在しており、全てを含めて奄美大島と呼ばれています。北緯28度、東経129度で、鹿児島市から約380km、沖縄本島から約300kmの地点に位置しています。奄美大島・加計呂麻島・請島・与路島の地勢・気候・文化・人口・産業について知る →喜界島喜界島は奄美大島本島の北東端、北緯28度20分、東経130度00分の地点にあります。鹿児島から約380㎞、奄美大島から約25㎞に位置しています。10万年前にサンゴ礁が隆起してできた島で、今も年間平均約2㎜の速度で隆起しており、この隆起速度は世界でもトップクラスです。山が沈んで出来た奄美大島や徳之島と違い、喜界島は海底から隆起しているので猛毒のハブやアマミノクロウサギなどはいません。喜界島の地勢・気候・文化・人口・産業について知る →徳之島徳之島は、北緯27度、東経128度の地点にあり、東京から南西約1,400km、大阪からは南西約1,000km、 鹿児島市からは南南西に約470km、奄美大島から約90km南下、沖縄本島からは北東約200kmに位置しています。面積248㎢、周囲約80kmの島で、奄美群島では奄美大島に次いで大きい島です。徳之島の地勢・気候・文化・人口・産業について知る →沖永良部島沖永良部島は、北緯27度、東経128度付近に位置しています。鹿児島市からは南南西に約550km、沖縄本島からは北へ約60km離れており、与論島と徳之島の間にあります。面積は94㎢、周囲は56kmで、東西に約20km、南北に約10kmにわたります。草履のような形をしており、最高標高は240m(知名町の大山)で、全体的に平坦な島です。山が沈んで出来た奄美大島や徳之島と違い、沖永良部島は海底から隆起しているので猛毒のハブやアマミノクロウサギなどは生息していません。沖永良部島の地勢・気候・文化・人口・産業について知る →与論島北緯27度2分、東経128度25分の地点に位置し、鹿児島県の最南端にあたります。沖縄本島からはわずか23kmしか離れていませんが、鹿児島市からは約580km離れています。山が沈んでできた奄美大島や徳之島とは異なり、猛毒のハブやアマミノクロウサギといった蛇や動物はいません。その代わり、隆起サンゴの島ならではの美しい白い砂浜と透明度の高い海が魅力で、「百合ヶ浜」などがその代表的なスポットです。与論島の地勢・気候・文化・人口・産業について知る →奄美に行く方法を調べる奄美の生活情報を調べる奄美の仕事事情を調べる奄美の住まい事情を調べる奄美への移住検討サポートについて確認する