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喜界島の集落ライフ

喜界島の集落ライフ

公開日:2026.03.12

更新日:2026.03.12

集落の主な組織

島の市街地では集落組織の活動は比較的ゆるやかですが、地域部では自治に関わる役割も多く、集落組織の活動が活発に行われています。
参加は強制ではありませんが、地域で暮らす中で集落活動に関わる機会は多く、住民の多くが協力しながら活動に参加しています。

集落運営の組織名称は島によって異なりますが、婦人会、子ども会、青年団、壮年団、長寿会など、年齢と性別によって所属する組織があります。

自治会長に当たる区長と各組織の代表が集まり、日々の集落運営や行事日程などを討議し、集落民全員が集まる総会を1回~数回/年、開催するところが多いです。

喜界島のとある集落の運営例

🗣️区長
🗣️ 会計
🗣️ 監事
🗣️長寿会会長
🗣️ 壮年団団長
🗣️ 婦人会会長
🗣️ 青年団団長
🗣️ 消防団代表
🗣️ 民生委員
🗣️ 子供会長
🗣️ 班長
 ※集落内をグループ割
🗣️ 班役員
 ※大きな集落は、集落内を幾つかの小自治グループに分けて運営しています。

主な集落行事

喜界島には大小37の集落があり、集落の結びつきが強く、集落行事も多いです。
どの島にもある敬老会などの行事から、『ソーミンガブー』などの集落独特な行事まで、たくさんの行事が開催されます。

行事への参加の雰囲気は集落によって異なりますが、地域行事を大切にする文化が根付いています。
過疎地域では人手が貴重なため、住民同士が助け合いながら行事を準備しており、移住者の方も地域の一員として自然と関わる機会が多いのが特徴です。

「集落行事や近所付き合いが苦手」と思う方は、最初に集落の状況を確認してから移住場所を決めることをお勧めします。

奄美群島では「小学校の運動会は集落行事」と言われるほど、学校行事と地域の結びつきが強い地域も多くあります。
喜界島には現在2つの小学校があり、校区が広い学校では学校行事と集落との関わりは比較的少なめですが、もう一つの学校では地域との結びつきが強く、行事に集落の方が関わることもあります。

集落行事の他に、島全体で行う行事・イベントがあります。

島の行事・イベント情報はこちら →

喜界島の盆踊り

喜界島のとある集落の主な行事

🧑‍🤝‍🧑は集落単位で参加する自治体行事

【1月】
元旦駅伝、敬老会、集落清掃、🧑‍🤝‍🧑新春スポーツフェスタ

【2月】
集落清掃、🧑‍🤝‍🧑島唄・島ゆみた大会、🧑‍🤝‍🧑お花見ウォークinメンハナ

【3月】
集落清掃、🧑‍🤝‍🧑俊寛ジョギング大会、🧑‍🤝‍🧑陸上記録会

【4月】
集落清掃、🧑‍🤝‍🧑喜界島マラソン、🧑‍🤝‍🧑海開き

【5月】
集落清掃、🧑‍🤝‍🧑野球大会、🧑‍🤝‍🧑グランドゴルフ大会

【6月】
集落清掃、🧑‍🤝‍🧑陸上記録会、🧑‍🤝‍🧑スローピッチ大会

【7月】
六月灯、集落清掃、🧑‍🤝‍🧑町内一斉ボランティア

【8月】
盆踊り、集落清掃、🧑‍🤝‍🧑夏祭り

【9月】
シバサシー※、豊年祭、集落清掃、🧑‍🤝‍🧑集落対抗ゴルフ大会、🧑‍🤝‍🧑高校運動会

シバサシー:
先祖祭りのひとつ。悪神邪霊の進入を防ぐため、家の四隅の軒や門口、井戸などにススキを差す。集落ごとに開催します。集落によってはシバサシーではなく、ウヤンコーのところもあります。

【10月】
しまあそび、集落清掃、🧑‍🤝‍🧑町民体育祭、🧑‍🤝‍🧑幼稚園運動会

【11月】
冬ウンミ※1、ソーミンガブー※2、集落清掃、🧑‍🤝‍🧑島内駅伝大会、🧑‍🤝‍🧑小中高合同演奏会
※1 冬ウンミ:
冬を迎える行事。集落ごとに開催し、冬の折り目の夜は「もちもらい」をします。
※2 ソーミンガブー:
中里集落だけで行われる伝統行事。
集落の青年団が建物の屋上ややぐらからソーメンを投げ、集落民をはじめ大勢の人が激しく奪い合う、 『ナニコレ珍百景』でも紹介された変わったお祭りです。
開催日は直前に決定されます。
例年は11~12月で、令和8年は12月開催予定です。

【12月】
大晦日祭、集落清掃

集落ライフでの必要出費

島暮らしと都会の生活で大きく異なるのは、集落内での付き合いの濃さと付き合いに伴う出費でしょう。

集落内での人付き合いは濃く、自治会費も高いです。
自治会費は「集落費」または「字(あざ)費」と呼びます。
集落費以外にも集落への寄付や冠婚葬祭費などの出費があります。

集落費・字費

集落費・字費は集落単位で徴収し、主に集落公民館の光熱費や集落の区長手当(自治会長への報酬のこと)などに充てられます。

集金のタイミングは集落によって違いますが、世帯当たり月額500円~2,000円を年払いで集めるところが多いです。

集落費の金額の高さに住み始めてからびっくりする移住者が多いので、住まいを決める時に集落の区長に集落費について予め確認することをお勧めします。

集落費(月間)の内訳(喜界町のとある集落の事例)

💰常会積み立て(お祭りの出費などに対する積み立て)
💰集落設備修繕費
💰区長費(区長への手当)
💰公民館の公共料金
💰防犯費(集落内の街灯の電気代)

上記以外に、赤十字、赤い羽根共同募金、緑の羽根共同募金、社協会費の集金(年払い)があります。

寄付

集落費と違い、寄付は金額が決まっているわけではありません。
集金方法、相場金額、使途も、集落で異なりますが、世帯当たり1,000円~3,000円が一般的です。

寄付=任意ではなく、寄付することは決まっているけれど、金額が自由だと思った方がよいでしょう。

祭りの参加者だけが寄付する集落もありますが、参加しない世帯から集める集落もあります。使途は祭りの経費に充当されます。

冠婚葬祭費

移住者の多くが、「冠婚葬祭費の出費が多い」と言います。
1回あたりの負担は都会よりも少ないですが、祝儀・不祝儀をお渡しする相手が親族、親しい友人だけではないので、結果として頻度が多くなり、金額もそれなりになります。

結婚・葬儀に加え、棟上げ、新築祝いなど、近隣住民であればそれほど親しくなくても自宅で行われるお祝いに参加します。
お祝い・弔いを集落民総出でお手伝いしたり、小学校の合同入学祝など集落民一同 が介してお祝いしたりします。

ただし、島や集落によって、付き合いの濃さはかなりバラつきがあります。
友人とは呼ばない間柄であっても、お祝い・弔いをするのが当たり前だと思ったほうがいいところとそうでないところがあります。
島や集落によって冠婚葬祭の風習や相場が違うので、詳細は地元住民に確かめましょう。

結婚祝い

式に出席する場合は3,000円程度(引き出物なしが多い)
ご祝儀のみの場合は3,000円程度。

その他の祝儀

お祝いに参加する場合は、焼酎2本程度か2,000円~3,000円程度。
合同祝いやそれほど近しくない場合は、1,000円~2,000円程度。

不祝儀

3,000円程度。

喜界島の集落

周囲49㎞、総面積57㎢の島で、喜界町という1つの町に約3.6千世帯、6.2千人が暮らしています。
㎢あたりの人口は108人
全部で37集落あります。


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