子育てをする上での地域の安全面では、不審者等の心配はなく、安心して子育てができる環境です。教育面では、島内の高等教育は、高校までのため、高校卒業後は大学進学・就職等で 島を離れる子どもが大半です。島外の高校・大学等に通う子を持つ家庭では、仕送りはやや負担になるようです。多くの場合、子供たちは中学までは地元で、兄弟・家族のように育つため、その絆は還暦世代の同窓会でも多くが出席するほどの強さです。総じて、子育て世代の移住者の多くが子育てしやすいという感想を持っています。【子育て世代の移住者の声】移住してよかったのは、家族との時間が増えたことです。東京にいた頃は、仕事が終わって急いで帰ったとしても家に着くのは9時過ぎ、9時だと子どもは寝ていて、子どもと何かをやるなんていうのは無理でした。今は、7時頃には家に居て一緒にご飯、お風呂が当たり前になりました。東京にいたら無理だったと思います(和泊町)。仕事で家を不在にしていても地域の見守りがあり、非常に助かっています(知名町)。出産・子どもの医療育てに関する行政サポート<2025年2月現在>項目和泊町知名町妊婦健診助成◯自己負担が発生することもある◯自己負担が発生することもあるハイリスク妊産婦旅費助成◯◯島外出産旅費等助成◯×児童島外療育等旅費助成◯◯乳幼児健診の全額助成3ヶ月児~5歳児3ヶ月児~5歳児子ども医療費助成高校卒業まで高校卒業までファミリーサポート◯×自治体独自の児童手当××産婦人科沖永良部島にある産婦人科は、沖永良部徳洲会病院の産婦人科のみになります。施設名電話健診分娩沖永良部徳洲会病院0997-93-3000◯◯小児科・幼児・子どもを診察する施設<2025年2月現在>小児科専門でなくても、幼児・子どもを診察する施設があります。施設名住所電話沖永良部徳洲会病院知名町瀬利覚22080997-93-3000町田医院和泊町手々知名636-10997-92-3737福山医院和泊町和泊96-50997-92-0033朝戸医院和泊町和泊140997-92-1131大蔵医院知名町知名16-20997-93-5033本部医院知名町知名5910997-93-3131幼児教育沖永良部島2町の幼児教育をまとめてみました。保育の無償化の状況<2025年2月現在>和泊町3歳~5歳の保育所、認定こども園を利用する子どもたちの利用料は無料。利用料(保育料)は、保護者等世帯の課税(前年度分市町村民税及び前年分所得)の状況により、決定します。詳しくはこちら知名町3歳~5歳の保育所、認定こども園を利用する子どもたちの利用料は無料。こども園の利⽤に加え、利⽤⽇数に応じて最⼤⽉額1.13万円までの範囲で預かり保育の利⽤料が無償。認可外保育施設、⼀時預かり事業、病児保育事業を利用する場合は、3歳から5歳までの⼦どもたちは⽉額3.7万円まで利用料は無料。待機児童の状況<2025年2月現在>和泊町、知名町とも、待機児童は「ゼロ」です。保育施設の分布<2025年2月現在>保育施設のタイプ和泊町知名町幼稚園00認定こども園32認可保育所11 和泊町の幼稚園・こども園 知名町の保育園・こども園保育施設のサービス内容<2025年2月現在>サービスの内容和泊町知名町送迎あり0017時以降も開所している43給食サービスあり430歳児からの入所43一時預かりサービスの状況<2025年2月現在>都会で見かけるベビーシッターさんは島にはいませんが、一時預かり施設や行政のファミリーサポートがあります。和泊町一時預かり施設数:4うち行政のファミリーサポート:1行政サポート施設の名称ファミリーサポートセンター対象生後半年から小学校6年生まで時間8:00~18:00料金500~600円/時間知名町一時預かり施設数:4一時預かり施設保育園・こども園(3か所)地域子育て支援拠点事務所対象未就学児未就学児時間8:30~16:308:30~16:30料金3歳未満:2,000円/日3歳以上:1,800円/日300円/時間詳しい料金は、直接、施設にお問い合わせください。子育てに関する行政窓口 担当課電話メール和泊町こども未来課0997-84-3111jidouhukushi@town.wadomari.lg.jp知名町子育て支援課0997-84-3170china13@town.china.lg.jp小学校・中学校 小学校の分布<2025年2月現在>小学校は大きな集落なら1校、小さな集落なら複数の集落からなる校区で1校あります。小学校の存在は集落にとっても大きく、運動会は集落の行事として認識されていることが多いです。 通常は徒歩で通学します。和泊町知名町小学校数45うち小中併設校00うち複式学級※がある学校23※複式学級小規模校において、複数の学年の生徒が1つの教室で一緒に勉強する学級のこと。一般的には、生徒の人数が少ないことでグループ討議などの授業ができないなどのデメリットがある一方で、生徒の人数が少ないので、先生の目が一人ひとりの生徒に行き届く、 先輩たちが学んでいることを垣間見る機会があるなどのメリットがあると言われています。学童保育施設<2025年2月現在>自治体名称所在地校区月額利用料開所時間和泊町のほほん(和泊町シルバー人材センター)手々知名和泊、国頭、大城、内城入会手数料6,000円1時間あたり50円おやつ代100円保険料800円※長期休業期間は80円/時間追加~18:00まで知名町知名放課後児童クラブ(放課後児童クラブしらゆり)知名知名小学校下平川小学校基本利用料4,500円+おやつ代1,500円※平日以外は1,000円/日が別途必要4~9月は18:30まで10~3月+土曜日は18:00まで田皆放課後児童クラブ(しらゆり保育園)田皆田皆小学校住吉小学校上城小学校中学校の分布<2025年2月現在>中学校は複数の小学校校区で1つの学校になっています。徒歩か自転車で通学します。和泊町知名町中学校数22うち生徒数が~50人11うち生徒数が~100人00うち生徒数が~200人11 和泊町の小学校・中学校 知名町の学校教育義務教育に関する行政窓口担当課電話メール和泊町教育委員会0997-92-0009kyouiku@town.wadomari.lg.jp知名町教育委員会0997-84-3158china07@town.china.lg.jp高校沖永良部島の高校は1つです。沖永良部高校に進学せずに、より専門的な学科のある島外の学校に進学する子どもたちもいます。沖永良部島高校卒業後の進路は、4割が大学・短大、4割が専修学校等、2割が就職しています。自転車、スクーターで通学する生徒が多いですが、路線バスを利用する生徒もいます。県立沖永良部高等学校【所在地】知名町余多(あまた)241【学科】普通科、商業科【募集定員】120 人(普通科80人 商業科40人)【大学合格者】九州大学、鹿児島大学、熊本大学等)(令和5年度卒業)留学制度知名町では、島外からの児童・生徒を島内の小規模小学校に留学する制度があります。町幼稚園・保育所小学校中学校高校和泊町××××知名町×◯××知名町 えらぶゆりの島留学 <2025年2月現在>島外から知名町内の島留学指定の学校に入学又は転学を希望する児童・生徒とその保護者を受入れ、豊かな自然の中で、小規模校での学校教育、地域との交流を通して、地域の児童・生徒と相互に豊かな感性や創造性を育むとともに、知名町の教育の振興・充実を図り、地域の活性化や地域づくりに資することを目的としています。対象小学1年生~6年生実施校知名町立上城小学校保護者の同居必須体験留学あり助成金等助成金:上限月額30,000円/ひとり家賃補助:家賃の1/2(上限10,000円/月)お問い合わせ教育委員会事務局☎0997- 84-3158、china07@town.china.lg.jp子育てに関する行政サービス※このページは、沖永良部島2町の提供情報を掲載しています。沖永良部島2町の子育てに関する行政支援内容をまとめました。2町とは別に、鹿児島県育英財団、奄美奨学会の奨学金制度があります。 広域財団法人 鹿児島県育英財団 奄美奨学会和泊町<2025年2月現在>妊産婦乳児検診費用助成妊婦健診(14回)、産婦健診(2回)、1か月健診(1回)他の健診費用を助成します。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)両親学級同時期に出産を控えている妊婦および父親を対象に、妊娠・出産・育児について講話、実技を行います。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)不妊治療旅費助成不妊治療を受ける夫婦に対し、交通費及び宿泊費の一部を助成します。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)ハイリスク妊産婦出産支援島外の医療機関で治療を受ける必要がある妊産婦または新生児を対象に、交通費や宿泊費の一部を助成します。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)児童手当高校生年代まで(18歳の誕生日の最初の3月31日)のこどもを養育している方に支給します。3歳未満までは15,000円、3歳~18歳までの第1子、第2子は10,000円、0歳~18歳までの第3子は30,000円を支給します。(偶数月に前月までの2か月分を支給)問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)未熟児養育医療費助成身体の発育が未熟なまま出生した乳児で、指定養育医療機関に入院して治療を受ける場合、医療費の自己負担分を助成します。ただし、家族の収入の状況に応じて医療費の一部負担があります。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)子ども医療費助成高校生年代までのこどもを対象に、医療費の助成を行います。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)ひとり親家庭医療費助成児童を扶養する一人親家庭の母又は父及び児童と母又は父のいない児童に対し、医療費の助成を行います。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)子ども島外受診旅費助成やむなく島外の医療機関で受診しなければならない場合の旅費を助成します。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)新生児・乳児訪問生後4カ月未満の乳児のいる家庭を訪問します(健康、育児相談等)。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-31111)乳児用品購入費助成出生月から1歳半になる前までの乳児の保護者を対象に、乳児用品等を購入した場合に月10,000円を上限として購入代金を助成します。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)地域子育て支援センター「ほっとステーション」育児不安等に対する相談を受けながら「子育ては楽しい」を親子とスタッフが共感できるように、親子ふれあい遊び等の活動を通して地域の子育て家庭への育児支援を行っています。親子ふれあい遊びでは、絵本、紙芝居遊び、ねんど、風船、折り紙、ピックニックタイム、スポットタイム、お誕生日会などを行っています。学びあいのコーナーでは、離乳食教室(5~11か月児)、幼児食教室、両親学級、育児講座を開催しています。ホール開放日:月・水・金 午前9:00~12:00🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)ファミリーサポート育児の援助を受けたい方と行いたい方が、地域の中で助け合いながら子育てをする会員組織・有償の相互援助活動です。保育施設までの子どもの送迎、病気や冠婚葬祭などの急用時、保育施設の時間外、 買い物、外出時に利用できます。利用時間は午前8時~午後6時。料金は500~600円/時。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)一時預かり家庭で養育している保護者が諸事情により家庭での保育が困難になった時に、定員に余裕のあるこども園で一時的に預かります。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)病児・病後児保育病気中または病気回復期の児童を家庭で看護することができない時に、 医療機関で預り保育します。🗨️問い合わせ:町田医院(保育ルームkids first)(☎ 0997-92-3737)巡回療治相談年に数回、専門職(小児科医・心理士等)が来島し、子どもの発育や発達に関する相談を実施します。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)親子教室小学生・中学生を対象に夏休みに実施します。🗨️問い合わせ:和泊町中央公民館(☎ 0997-92-0290)学童保育小学校に就学している児童に対し、学童保育施設を設置しています。入会手数料6,000円、保険料800円、1時間50円、おやつ代100円が必要です。🗨️問い合わせ:こども未来課(☎ 0997-84-3111)奨学金制度「一般奨学生」、「特別奨学生」の貸付制度、無利子で貸し付けします。・一般奨学生沖永良部高等学校に在学する者:月額10,000円島外の高等学校等に在学する者:月額20,000円大学等に在学する者:月額40,000円・特別奨学生大学等に進学または在学する者で、医師・歯科医師その他の規則で定める資格を取得しようとする者や国や県および育成会等の奨学生に該当しない者医師・歯科医師の資格を取得しようとする者:月額60,000円規則で定める資格を取得しようとする者:月額50,000円🗨️問い合わせ:和泊町教育委員会事務局(0997-92-0009)知名町<2025年2月現在>妊婦健診助成・産婦健診助成産婦健診と産後2週間及び1か月健診を助成します。🗨️問い合わせ:保健センター(☎0997-93-2075)両親学級妊娠5~8ヶ月の妊婦を対象に、妊娠中・分娩の経過などを学びます。産婦体操・産婦体験などを実施しています。🗨️問い合わせ:保健センター(☎0997-93-2075)母子健康相談乳幼児身体測定・その他相談などを毎週月曜日、火曜日の午前中に実施しています。事前にお電話ください。🗨️問い合わせ:保健センター(☎0997-93-2075)不妊治療旅費助成不妊治療を受ける夫婦に対し、旅費及び宿泊費の一部を助成します。🗨️問い合わせ:保健センター(☎0997-93-2075)ハイリスク妊産婦出産支援島外の医療機関で治療を受ける必要がある妊産婦又は新生児を対象に、交通費や宿泊費の一部を助成します。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)未熟児養育医療費助成身体の発育が未熟なまま出生した乳児で、指定養育医療機関に入院して治療を受ける場合、医療費の自己負担分を助成します。ただし、家族の収入の状況に応じて医療費の一部負担があります。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)子ども医療費助成高校生まで(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の子どもを対象に、各健康保険法の規定により支払った保険分負担額を全額助成します。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)子育て支援金(出産支援金・入学準備支援金)町内定住者の出生、小学校入学、中学校入学、高等学校入学に際して、各5万円分の知名町商工スタンプ会商品券をお祝いとして支給します。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)児童手当高校卒業までの子どもを養育する家庭に支給します。3歳未満:15,000円/月(第3子以降は30,000円/月)高校生まで:10,000円(第3子以降は30,000円/月)🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)放課後等児童健全育成事業(放課後児童クラブ)昼間、保護者が家庭にいない小学校に就学している児童に対し、適切な遊びと生活の場として児童クラブを設置しています。4,500円/月の利用料とおやつ代1,500円/月が必要です。土曜日、学校休業日は1,000円/日が加算されます。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)病児・病後児保育児童が病気の時、集団保育等の許可が下りるまで一時的に児童を預かります。利用料は500円/日。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)奨学資金制度「知名町奨学生」として、貸付の制度があります。高等学校、高等専門学校(1年~3年)に在学する者は月額20,000円、高等専門学校(4年~5年)、大学等、大学院に在学する者は月額40,000円を無利子で貸し付けます。「特別奨学生」は、卒業後に知名町で有資格者として勤務するものを対象に無利子で月額50,000~60,000円を貸し付けます。対象資格は、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、助産師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、救急救命士です。🗨️問い合わせ:教育委員会事務局(☎0997- 84-3158)児童島外療育等旅費助成本町が実施する療育相談等において島外の医療機関等で療育等を受けることが必要である旨の診断書等を発行され、それにより、島外の医療機関等で療育等を受けた児童及びその付添いをした保護者1名を対象に、交通費や宿泊費の一部を助成します。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)心身障害児施設等入所児見舞い旅費助成心身障害児施設等に入所(院)している児童を養育している保護者が、入所(院)児童を見舞った際の旅費を助成します。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)児童扶養手当両親が離婚、父母が死亡または重度心身障害など、事情により父母と生計を共にしない子供の父母および養育者に、子どもが18歳に達する年度の3月まで支給します。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)特別児童扶養手当20歳未満で心身に障害がある子どもの扶養者に支給します。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)障害児福祉手当20歳未満で障害がある子どもを対象に支給します。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)ひとり親家庭等医療費助成児童を扶養する一人親家庭の母又は父及び児童と母又は父のいない児童に対し、自己負担額の全額を助成します。🗨️問い合わせ:子育て支援課(☎0997-84-3170)>> 沖永良部島の暮らしに戻る>>> 沖永良部島のその他の情報を探す